刺繍資格通信講座だからお得に取得&学習できる
小学校の家庭科の授業で裁縫を習ったという方は、多くいらっしゃると思います。子どもの頃から縫物が好きだったという方も少なくないでしょう。刺繍は糸と布などの素材があれば、どなたでも始められる手芸です。
簡単な作品から複雑な作品まで、刺繍で描けるデザインには様々なものがあります。美しい刺繍を見て「自分もこれくらいの作品を作れるようになりたい」と感じた方も多いはずです。
「刺繍の技法について詳しく学んでみたい」という方や、「刺繍をすでにやっているけどもっと上達したい」と思うのであれば、刺繍資格に挑戦してみることをおすすめします。
資格を目指す事でしっかりとモチベーションを維持することにつながり、体系的に知識や技術が身につけられる事もその理由です。資格の学習を通して刺繍の基礎知識や世界の刺繍についての造詣を深めることは、自ずと刺繍のスキルアップにもつながります。
刺繍資格としてオススメの資格は、日本生活環境支援協会主催の「刺繍アドバイザー」や日本インストラクター技術協会主催の「刺繍デザイナー」です。
これらの資格は通信講座を受講して取得できる資格となるため、自宅でマイペースに学習を進められるのは言うまでもありません。資格取得後は、自宅やカルチャースクールでセミナーを行うなど、講師活動を行う事も可能となるため、副業とすることを目指すためにもおすすめです。もちろん趣味の幅を拡げる目的で取得するのも良いでしょう。
他資格は通学や教室に通うのにコストがかかる
刺繍に関連した資格は他にもあります。ただ他の資格の場合は、学校や教室に赴く事が普通なので、移動の時間や費用が必要となるものです。学ぶ内容に関しても良いものとはいえ、時間がない方や近くに住んでいないという方にとっては通学はネックとなるはずです。
遠い場所にある場合は、仮に通学が可能であったとしても、交通費の負担は大きなものとなります。この点通信講座で取得できる資格は、自宅が学習場所であるため、負担が軽いという大きなメリットがあります。通学で取得する刺繍資格例をご紹介します。
公益財団法人「日本手芸普及協会」の「刺しゅう講師養成講座」
3コースの刺しゅう講師資格が12カ月で取得できる講座です。こちらの資格講座は初心者にも対応しています。ただし東京会場と大阪会場に通う必要があります。なお教材費は税込22,140円、受講料は税込150,000円です。
この刺繍資格がおすすめの理由
刺繍アドバイザー資格や刺繍デザイナー資格の2つの資格がおすすめである理由は様々あります。手芸関係・刺繍関係の職業を目指す方は、求人活動において、履歴書にその資格を記載してアピールすることで、その実力を認めてもらえる事が考えられます。
他のポイントは、開催間隔が短い事と、最短2カ月で取得できる事です。2カ月に1回のペースで試験が行われているため、仮に試験に失敗しても、すぐに再挑戦する機会があります。
対応する通信講座の受講期間が最短2カ月~6カ月であるため、受講終了後、すぐにタイミングを合わせて試験を受けられるメリットは大きいです。もちろん忙しくてまとまって集中的に学習する時間がないという方はゆっくり自分のペースで進めていく事も可能です。例えば1日30分ほど学習にあてた場合は約6カ月ほどで取得の準備が整います。
さらにこれらの資格は、受講するコースによっては、試験免除となって同時に取得する事も可能となっています。対応講座のうち、上位講座を受講する場合、卒業課題を提出する代わりに試験が免除になります。そのため、卒業と同時に2つの刺繍資格の有資格者となるので、資格を活かした活動を始められるでしょう。
刺繍資格取得講座をもっと詳しく
刺繍に関する仕事を行うために、特定の資格は必ずしも必要ではありません。とはいえ、資格の有無はそのまま信頼性の有無につながることがあります。例えば刺繍を習いたいと思う生徒は、資格を掲げている教室と、掲げていない教室とではどちらを選びたいと思うか、という事です。当然有資格者の教室に、より信頼感を抱く事が考えられるでしょう。
また、「刺繍が好き」とアピールするだけの方と、「刺繍が好きで資格を取得した」という方では、会社をどちらを採用したいと思うかです。これも答えは明らかです。
刺繍資格を持っていることは、技術レベルを示すアピールポイントとなるため、可能な場合は積極的に取得しましょう。では刺繍アドバイザー資格と刺繍デザイナー資格のそれぞれの内容、そして対応する講座の詳細についてそれぞれご紹介します。
諒設計アーキテクトラーニング
諒設計アーキテクトラーニングの「刺繍アドバイザーW資格取得講座」は先述の2つの資格の対応講座です。この講座は初心者に対応していて、分からない事があった場合にも、いつでもスタッフに無制限で質疑応答してもらえるサポート体制を整えています。
そのため刺繍について、資格取得まで躓くことなく、楽しく学習することが可能です。講座には通常講座とスペシャル講座の1種類があり、スペシャル講座が上位コースとなります。通常講座の場合は卒業後に試験を受けて合格することによって、資格取得達成です。スペシャル講座は、卒業課題の提出によって取得できるようになっています。
学習期間には個人差があるものの、努力して学ぶ場合には、最短2カ月で取得する事も夢ではありません。なお通常講座で試験を受ける場合、試験は在宅受験となります。自宅でリラックスして挑戦できるため試験が苦手な方にもオススメです。
SARAスクールジャパン
SARAスクールジャパンは女性向けの講座を数多く提供している通信スクールです。SARAの刺繍講座は「刺繍基本コース/プラチナコース」です。プラチナコースが上位コースとなり、受講する方は卒業課題の提出によって試験が免除され、資格取得とみなされます(基本コースは卒業後試験あり)。
カリキュラムでは、刺繍の基本知識や種類、それぞれの刺繍の刺し方、刺繍の図案の作り方などを一通り学ぶ事が出来ます。実践的な刺繍の知識が身につくため、学習と刺繍の実践を同時並行で練習したい方にオススメです。
初心者にも対応した分かりやすいテキストを使い、学習中分からない事がある場合はプロの指導者への個別質問も可能です。学習期間は、1日30分ほど学習にあてる事によって、半年ほどで充分にテキストを網羅する事が可能でしょう。もっと早く資格取得した方は、勉強の時間やペースを早めて最短2カ月ほどで卒業可能です。
刺繍アドバイザー認定試験(JLESA)
続いて資格について説明します。まず日本生活環境支援協会(JLESA)主催の「刺繍アドバイザー」です。この資格を取得した方は、刺繍アドバイザーとして刺繍に関する知識を習得していることを認定されます。
公式サイトによれば、下記のような知識や技能が一定レベルに達していることが証明される事となります。
この資格を取得することによって、刺繍の様々な技法について他の方にアドバイスする立場にあるという事も認定されることとなります。資格を活かして刺繍教室を開催するといった目標に近づける事にもなります。なお試験費用は税込10,000円です。試験カレンダーは公式サイトを参考にしてください。
刺繍デザイナー認定試験(JIA)
日本インストラクター技術協会(JIA)主催の「刺繍デザイナー」は、有資格者に対して、下記に掲げる内容についてしっかりと習得している事が認定するものです。
刺繍に用いる道具や製作する作品の図案について理解する事は、見栄えの良い仕上がりにするために重要なポイントです。そのノウハウを持つ方にこの資格は認定されます。
こちらの資格も、講師活動をするための後押しの一つとなるでしょう。なお試験費用は税込10,000円です。試験カレンダーは公式サイトを参考にしてください。
最もおすすめなのは「刺繍アドバイザーW資格取得講座」
対応講座の中でもオススメなのは、諒設計アーキテクトラーニングの「刺繍アドバイザーW資格取得講座」です。
この講座を利用することによって、世界中の刺繍について学ぶことが可能で、趣味を深めるためのものとしても、副業の準備のための手段としても役立てられる内容です。通信講座で気軽に学習できるとはいえ、資格を取得するにはもちろん、真剣に努力して取り組む必要があります。
それでも最短2カ月で2つの資格が取得できるのは、かなり効率的です。通学する必要なく、自宅でのやり取りでスタッフサポートを受け試験まで受けられる講座は、本業で忙しい方にはもってこいの方法と言えるでしょう。
受講料は通常講座が税込59,800円です。試験費用がそれぞれ10,000円のため、2資格を取得する場合は合計税込79,800円となります。どちらか一方を受ける場合は69,800円です。
受講料は決して安価というわけではないものの、副業からの収入も期待できることを考えると、受講を検討する価値は大きいでしょう。
例えば刺繍教室を開催する場合、仮に一人の生徒から毎週1回の授業で1,000円から1,500円を受け取るとします。生徒が5人いるケースでは毎週5,000円から7,500円の副収入となります。
1カ月では20,000円から30,000円です。月謝や生徒の確保についてよく考え、効果的な宣伝を心がけることは重要ですが、コンスタントに授業を開催できる場合には、メリットは非常に大きいでしょう。
カリキュラムで網羅されている学習範囲は以下の通りです。
- 刺繍の基礎知識
- 刺繍の種類/ ミシン刺繍/ 刺繍糸/ 刺繍に使う針や道具/ 刺繍で作れるもの/ その他の刺繍の種類/ 色の組み合わせ/ 刺繍を刺す構図や配置/ 額の選び方
- フランス刺繍
- フランス刺繍について/ フランス刺繍の刺し方/ 額を作る/ 美しい服に仕上げる/ フランス刺繍を楽しむアイデア/ フランス刺繍で子供の絵本を作る/ ランプシェードをフランス刺繍で彩る/ フランス刺繍をもっと楽しむために
- リボン刺繍
- リボン刺繍について/ リボン刺繍で作れるもの/ リボン刺繍の刺し方
- ビーズ刺繍
- ビーズ刺繍の刺し方/ ビーズ刺繍で作れるもの/ ビーズ刺繍でアクセサリーを作る/ ビーズ刺繍の活用法
- クロスステッチ
- クロスステッチについて/ クロスステッチに使う生地/ 図案を考える/ クロスステッチの刺し方/ クロスステッチのポイント/ クロスステッチのクッションカバー/ クロスステッチを使った額の作り方/ 刺繍枠の使い方を作れる小物/ クロスステッチのテクニック/ クロスステッチの図案の紹介
- ニードルポイント
- ニードルポイントについて/ ニードルポイントの図案/ ニードルポイントの刺し方とコツ/ ニードルポイントでポーチを作る/ ニードルポイントのアイデア
- ハーダンガー刺繍
- ハーダンガー刺繍について/ ハーダンガー刺繍の刺し方/ ハーダンガー刺繍の穴のあけ方/ ハーダンガー刺繍でコースターを作る/ ハーダンガー刺繍のアイデア
- 刺し子
- 日本古来の刺繍「刺し子」/ 刺し子の模様/ 刺し子の刺し方の基礎/ 刺し子でふきんを刺す/ 刺し子のアイデア/ 津軽地方に伝わるこぎん刺し/ こぎん刺しの刺し方/ こぎん刺しの模様/ コースターや鍋敷きをこぎん刺しで作る/ こぎん刺しのアイデア
【体験談1】
紹介した刺繍資格を取得した方の感想を2つほどご紹介します。まずは刺繍アドバイザー資格を取得した方のコメントです。
こちらの方の場合は、講座や資格が自宅での裁縫スキルアップに役立ったようです。既製品のものでも素敵な作品は数多くあるとはいえ、オリジナル作品は一点ものである事や自由なデザインの余地があるという点で勝っています。
子どもを持つ方は、オリジナル刺繍を子どものために作り、身の回りの物を飾ってあげるという活用法など、いろいろな場面で役立てられるでしょう。
小さい子どものためにはビーズやリボンを使った刺繍、大きくなった子どもにはステッチ刺繍などが良いかもしれません。
【体験談2】
続いて刺繍デザイナー資格を取得した方のコメントです。
こちらの方の場合は資格を仕事に活用されているというケースです。すでに他の手芸教室を開いていらっしゃいますが、手芸講座の幅を拡げるために刺繍関連資格を取得されました。
刺繍のみの教室も目標にできるとはいえ、この方のように手芸関連知識のバリエーションを増やすことでさらに講師活動の幅を拡げるのも良いでしょう。