目次
刺繍が良いアクセントに
学芸品に刺繍することが許可されている学校の場合、ぜひ恐れずに刺繍を取りいれることを考えてください。学芸品に刺繍を入れると、自分のものがどれかすぐに見分けがつくでしょう。物を大切にしようという気持ちも湧いてくるかもしれません。
学芸品に入れる刺繍は、大きい派手な物ではない方が良いでしょう。目立つことを嫌う子もいるからです。それよりも、ちょっとしたアクセントになるようなワンポイントの刺繍を入れることで、お洒落で子どもも持っていきたくなるようなものに変身させられます。
例えば布製の筆箱などを刺繍してみましょう。筆箱は毎日目にするものであり、ちょっとした刺繍でも大きな変化があります。何か凝ったキャラクターを入れる必要はないでしょう。チェーンステッチでラインを入れたり縁取りを作るだけで、雰囲気を変えることが出来ます。
さりげない刺繍
これは学芸品に刺繍を入れるうえでの大きなポイントです。もちろん、どのような刺繍を入れるかは子ども本人や親御さんが決めることですが、ちょっとしたアクセントやおしゃれというのものを楽しむ良い機会です。
刺繍は派手に全面を埋めるようなキャラクターものでも良いかもしれませんが、軽く横切るようにチェーンステッチを入れてみたり、サテンステッチで丸や四角のワンポイントを付けてみたり、コーチングステッチで名前を筆記体のアルファベットで入れてみると、さりげないおしゃれや見分けるしるしになります。
以上のように、刺繍で学芸品に工夫を入れる事で、見分けることが出来るだけでなく、さりげないお洒落ともなって一石二鳥のメリットがあります。
クオリティー向上を目指そう
さりげないワンポイントの刺繍は、作業する側にもメリットがあります。簡単で難易度が低く、失敗する危険性も減るうえに、成功しやすいがためにクオリティーも高める事も可能です。
ただチェーンステッチを入れるだけ、ごく基本的なサテンステッチを入れるだけで、もう十分刺繍のアクセントとして成り立つからです。刺繍を日常生活に取り入れるうえで、学芸品の存在は大きいでしょう。
子どもや学校の規則さえ許せば、上品でハイセンスな刺繍を試す絶好の場だからです。刺繍はそれほど難しくはありません。それよりもきれいな見た目に仕上げること、頑丈さや耐久力を持たせることを意識して刺繍に取り組むと、きっとご自身の刺繍スキルも向上するでしょう。
練習の場としても理想的な学芸品ですが、さりげない演出で刺繍に魅力を感じてもらう良い機会でもあります。