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刺繍にかかる費用は?
刺繍は、トータルで1,000円もかけずに始められます。刺繍に使用する針や糸はそれぞれ100円程度であり、縫っていく布も500円もあれば探すことが可能です。
最初は便利な刺繍枠を使用して作業する場合でも、やはり100円程度で枠を購入することが出来ます。刺繍するにあたって、最も高価なものは基本道具である針や糸ではなく、図案であると言えるでしょう。
どのように作品を仕上げるか、もう頭の中ですべてを組み立てられる方の場合、何かの本を見る必要はないかもしれませんが、刺繍を始めてみようとするような方にとって、本や参考書などによる図案が必要です。
これが1,000円程度の価格で販売されており、刺繍を始めるのに最も高価な「道具」です。それを除けば、刺繍は1,000円以下で誰でも始められる非常に気軽な手芸の一つです。
刺繍で求められるのは、なによりも技術です。最初はすべてまとめられているキットや参考書などを購入して、徐々に技術を身に付けていきましょう。
手間を楽しもう
刺繍は趣味として広く親しまれています。日本の国民的な手芸といっても過言ではありませんが、プロのように立派な作品を仕上げるには、技術だけでなく、多大の時間やセンスが求められます。
初期投資にかかる費用は安く済み、かつ特殊な技術が必要となるわけでないため、始めるのは非常に容易です。しかし上達しようと思うとそれも簡単ではなく、上手な刺繍には膨大な時間と努力が隠されています。
そのためには、確実に一つずつ技術を身に付け続けていくことが必要です。刺繍は手芸であり趣味の一つです。技術を身に付けるにしても、苦行のように努力を重ねなければならない訳ではありません。
むしろ空いた時間で手間や細かい作業を楽しみ、確実に慣れや経験を増やすことが大切です。
細やかさが成功の秘訣
刺繍はディテールがすべてでもあります。
小さなところや細かいところに手間をかければかけるほど、作品の完成度は高まります。刺繍は専用の刺繍布を買わなくても始められます。
手持ちのシャツやジーンズ、財布などの小物やトートバッグなども刺繍の材料となり得ます。一面を覆うような華美で豪華な刺繍がすべてではありません。
ちょっとしたワンポイントのアクセントとして、普段来ているTシャツに刺繍したり、ジーンズの裾にキャラクターをあしらってみたり、トートバッグに名前をアルファベットで入れてみたりと、非常に身近で簡単に始められるのが刺繍の魅力です。
ぜひ丁寧に作業して細かなところにこだわり、刺繍を日常に取り入れてみましょう。