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キャラクターの刺繍
子どもに人気なのは、やはりキャラクターものの刺繍です。子どもが好きなキャラクターを選んでください。クロスステッチでもランニングステッチでも構わないので、とにかくキャラクターらしさを出せるような図案を見つけてください。
クロスステッチはキャラクターものの刺繍に向いています。クロスステッチはバツ印を集めて絵やデザインを作る刺繍であり、どうしてもドットを集めたような絵柄になってしまいます。
これがいい具合にデフォルメ感を出すことが多く、キャラクターをデザインすると可愛らしく軽快な刺繍に仕上がるでしょう。もちろん図案次第で良くも悪くも仕上がる可能性があります。
それでも丁寧に端を揃えて糸の捻じれを無くする事によって、きれいな見た目に仕上がるはずです。
ワンポイントに刺繍を
ワンポイントのアクセントも人気です。これはセンスが求められますが、学校に持っていくようなランドセルや学芸品に刺繍を施すことで、オシャレになるだけでなく自分の持ち物の見分けがつくようになります。
もしかすると学校の先生の許可などが必要かもしれませんが、最近では刺繍入りのランドセルなども流行っており、十分実現可能なアイデアでしょう。ワンポイント刺繍は簡単です。小さく動物や花をあしらったり、乗り物や植物のモチーフでもいいでしょう。
小さくシンプルにまとめることで、刺繍が簡単になるだけでなく見た目にもお洒落で粋なアクセントになるでしょう。枠や縁取りのデザインも好まれます。刺繍入りの学芸品やバッグなどは、ほとんどがちょっとした模様や額縁のような枠のデザイン程度のものです。
そのような、ちょっとした刺繍がグッと雰囲気を変え、子どもも喜んでくれる刺繍になるでしょう。
子どもの落書きを刺繍に?
番外編として、親が喜ぶ刺繍についてもご紹介します。子どもの落書きや走り書きは親にとって大切な思い出になります。そこで最近では、子どもの落書きを刺繍にするサービスや作品が流行しています。
見た目は本当に落書きをそのまま刺繍にしただけのものですが、親御さんにとっては宝物になるに違いありません。布に縫い付けて額縁に入れて飾ったり、小物入れやポーチなどに刺繍する作品が多く見られます。
ご自分で作る場合は、まず絵を転写して布に移す必要があります。クッキングペーパーなどにボールペンで写し、布に書いていくと良いでしょう。その線に沿ってバックステッチやランニングステッチで刺していくことによって、お手軽に子どもの絵の刺繍作品が出来上がります。